EOS-1DsMarkV

オーナーサイト、他のレンズ比較などはこちら
 私の「風景写真」Gallery・ヤチホドットコム
                                                左MENU 「EOS system 徹底分析」 からどうぞ

 
EOS-1DsMarkV画像

EOS-1DsMarkV高輝度側階調度優先画像比較

2110万画素(5616×3744)ピクセル 画素サイズ6.4μm


今回この機種に搭載された機能の一つで高輝度側の階調を優先させるという機能をテストしてみた。
これは普通なら飛んでしまう明るい部分の階調を残すという物だ。果たしてその効果はいかほどか。
なお、この撮影はあくまで個人の技術、知識、個体での撮影であることをご了解ください。

共通撮影条件
絞りF11、シャッタースピードオート、ISO100、ハスキー3段、標準フード、リモートスイッチ、ミラーアップ
フォーカスはライブビューを使用

画像処理
見本写真はリサイズして小さくしていますが部分写真はJPEG画像を画面100%表示から
トリミングして同条件、無修正でJPEG保存しています。
使用レンズEF135mmF2 L USM
EF-135mm.jpg
高輝度側階調優先なし 高輝度側階調優先あり
それぞれの全景画像、部分拡大は赤枠の部分を画面で100%表示
部分拡大比較画像
ヒストグラム

まず全体画像はさほど異なった感じがしない。しかし屋根の雪の部分を良く見てみると画像右側「高輝度側・階調度優先あり」
は明らかに雪の載った瓦のディテーテルが見て取れる。しかし、画像左側の設定無しは大分飛んでしまっている。
それぞれのヒストグラムを見てみると一目瞭然だ。右端の山の形が明らかに異なっている。


感想

今回のテストはEOS-1DsMarkVの「高輝度側・階調度優先」をテストしてみた。ヒストグラムを見ると明らかに飛んでしまっている
部分の山の形が異なる。事実アップ画像でも明らかに階調が残っている。自然風景の撮影ではこのような部分的に明るい場面
はよく遭遇するのでとても便利な機能だ。ただ、この機能のデメリットもあると思うが今回は比較できなかった。

Home