EOS-1DsMarkU
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いよいよ待ちに待っEOS-1DsMarkUをゲットしました。以前に1D、1Dsを利用してきた経験から
今回の1DsUは新たな感動があった。まず、始めに手にしたとき軽い1Dsより50g軽いだけ
なのにすごく軽く感じた。かなりの部品点数を削減したのだろう。これは故障にも強いという
事を裏付けている。起動時間、拡大機能、モニターの見やすさなど細かい機能アップが
各所にほどこされ使いやすくなっている。さらに期待の画質面では1dsの1.5倍の画素数に加え
ノイズの少なさが特筆される。明らかに1Dsより低ノイズでISO400は常用できそうだ。
普段はRAWデータを保存して印刷しているがJPEG画像はそのままでは明らかに眠い
感じがする。お奨めの現像パラメータ(シャープネス3、コントラスト+1)だ。
画素数の差はデジタルプリントA2サイズ以上で差が出てきそうだ。

1670万画素(4992×3328)ピクセルでの
単焦点Lレンズ vs ズームLレンズ 画質比較

撮影条件(24mm、35mm)

絞りF11、シャッタースピードオート、ISO100、マニアルフォーカス、ハスキー3段、リモートスイッチ、
ミラーアップ、現像パラメータ(シャープネス3、コントラスト+1)、JPEG保存10

画像処理
全体写真はリサイズして小さくしていますが部分写真はJPEG画像を画面100%表示から
カットして同条件、無修正でJPEG保存しています。

EF24mmF1.4L USM  vs  EF24-70mmF2.8L USM
EF24mmF1.4L USM EF27-70mmF2.8L USM
Photo24mm
(中心部) EF24mmF1.4L USM (中心部) EF24-70mmF2.8L USM
24mm域での中心部画像ではほとんど差は見られない。さすがに評判の高いLレンズズームだ。
ただ、大きく重い事を除けばレンズ一本だけと言われたら、まずこのLズームだ。

(右端部) EF24mmF1.4L USM (右端部) EF24-70mmF2.8L USM
右端の拡大画像でもほぼ互角だ。ただ白樺の輪郭などの鮮明さでは単24mmが半歩リードか。
さらに、さすがに単焦点F1.4は明るくピントが合わせやすい。F2.8が暗く感じてしまう。
画質以上にこのメリットが大きいと感じた。

パープルフリンジ比較画像
(左上隅部) EF24mmF1.4L USM (左上隅部) EF24-70mmF2.8L USM
やはりデジタルカメラと塩銀カメラの差がここで出てしまった。一部の画像周辺部のハイライト部との
境界線にご覧の通り紫色の「パープルフリンジ」が出ている。やはりこのあたりは
デジタル対応レンズはしっかりと対応されているようだ。ただA4にプリントして
みたがそれほど目立つものではなかったのでここに報告しておきます。




EF35mmF1.4L USM  vs  EF24-70mmF2.8L USM
EF35mmF1.4L USM
Photo35mm
(中心部) EF35mmF1.4L USM (中心部) EF24-70mmF2.8L USM
こちらは評判の高い35mmF1.4Lだ。中央部の解像度はほぼ互角だが、ややコントラスト
が単Lの方があるような感じだ。色の抜けが良さそうだ。

Photo24-70p
(右端部) EF35mmF1.4L USM (右端部) EF24-70mmF2.8L USM
ズームLもとても健闘している。低価格ズームでは周辺部でここまでの解像度はないだろう。
しかし、よく見てみると単35mmLは手前のクマザサの葉のディテーテル
まで描写している。さすがに恐るべしEF35mmF1.4L。

パープルフリンジ比較画像
(左上隅部) EF35mmF1.4L USM (左上隅部) EF24-70mmF2.8L USM
さて今度は解像度では抜群のEF35mmF1.4Lだがこちらも24mmと同様画面周辺部の
一部にハイライトとの境界でご覧のようなパープルフリンジが発生していた。
ちょっと残念だが塩銀用に開発されたレンズなので仕方のないことだろう。
ただ、いつもこの偽色が発生するわけではなく他の部分では
見あたらなかったことをここでお知らせしておきます。



中 望 遠 編


撮影条件(85mm、135mm、200mm)

絞りF5.6、シャッタースピードオート、ISO100、マニアルフォーカス、ハスキー3段、リモートスイッチ、
ミラーアップ、現像パラメータ(シャープネス3、コントラスト+1)、JPEG保存10

画像処理
全体写真はリサイズして小さくしていますが部分写真はJPEG画像を画面100%表示から
カットして同条件、無修正でJPEG保存しています。

EF85mmF1.2L USM vs EF70-200mmF2.8L IS USM
85mm 70-200mm
85mm
(中心部) EF85mm F1.2L USM (中心部) EF70-200mm F2.8L IS USM
F1.2の明るさを誇るボケの素晴らしい85mmレンズを望遠ズームといったらまずこのレンズ
EF70-200mmF2.8L ISと比較した。風景撮影では一番出番の多いズームレンズなので注目して
いただきたい。中心部の画質は双方素晴らしい、やはりLレンズの名に恥じない
高画質レンズである。

(左端部) EF85mm F1.2L USM (左端部) EF70-200mm F2.8L IS USM
さて、注目の周辺部の描写です。これは明らかに単焦点85mmの勝ちである。筆者も
これほどの差があるとははっきり言って想像していなかった。ボケ味も素晴らしい
この超明るいレンズは現在製造中EFレンズの中で一番明るい。ポートレートに
是非使ってみたいレンズである。




EF135mmF2L USM vs EF70-200mmF2.8L IS USM
135mm 70-200mm
135mm
(中心部) EF135mm F2L USM (中心部) EF70-200mm F2.8L IS USM
今度は高画質で評判のEF135mm。中心部描写はさすがのEF70-200mmでも追いつかない
感じだ。よくよく見てみるとEF135mmが半歩リードしている感じがする。
平成8年の発売で9年も前の設計だがEFレンズの中でも最高部類に
入る高画質レンズであろう。

(左端部) EF135mm F2L USM (左端部) EF70-200mm F2.8L IS USM
筆者はこのカットを作成して自分の目を疑った。EF135mmは左端でも中心部画像と
ほとんど画質が低下していないのである。素晴らしいの一言。
あのEF70-200mmF2.8L IS USMが完敗だ。




EF200mmF2.8LUUSM vs EF70-200mmF2.8L IS USM
200mm 70-200mm
200mm
(中心部) EF200mm F2.8LU USM (中心部) EF70-200mm F2.8L IS USM
いよいよ最後は200mm勝負です。両レンズとも素晴らしい描写で甲乙付けがたい
感じがする。クマザサや白樺表皮の質感までしっかり描写している。
しかし、この倍率でこの画質EOS-1DsMarkUの完成度は素晴らしい。

(左端部) EF200mm F2.8LU USM (左端部) EF70-200mm F2.8L IS USM
やはりこちらも左端画像では単焦点EF200mmの勝利と言えよう。しかし、ここまで
EF70-200mmF2.8Lが健闘するとは。さすがに人気の高性能ズームだ。
これからA1サイズ自家製プリントが楽しみである。


感想

今回のテストはEOS-1DsMarkUフルサイズC-MOSセンサー、1670万画素を利用してのテストです。
1670万画素を生かし切るにはブレの注意、レンズ選択が最大のポイントだと思います。
なお、1Ds系(センサーフルサイズ)以外のEOSカメラではセンサーが小さくなるため
このテストほど周辺部の描写に差は出ないと思います。今回の結果では広角系は
デジタル対応ズームでもOK。望遠系は単焦点圧倒的に有利、といった感じです。
少しでも皆さんのご参考になれば幸いです。

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